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わたし流、水族園の楽しみ方 私は、水族園のアクアジェンヌです。 私達の仕事は、お客様へのご案内をはじめラッコ館での餌やりのナレーション、 魚ライブ劇場では餌やりの解説などをしています。 よくお客様から水族園の見どころは何ですかと尋ねられることがあります。 そこで、私の水族園での楽しみ方として是非皆様にご覧頂きたいのは、 生き物が餌を食べている姿です。 私たちに意外な素顔を見せてくれます。 おすすめは開園直後と、閉園時間の1時間前で、特に餌やりが集中する時間帯です。 ところで、私達は朝昼夜と一日だいたい決まった時間にご飯を食べます。 水族園の生き物は、決まった日決まった時間に飼育員が餌を与えます。 食いだめが出来るクエのような大型の魚や、 ラッコのように頻繁に餌を必要とするものまで、 その生き物の習性や取り巻く環境によっても実に様々です。 本館2階にあるイカの水槽は、毎日朝夕2回餌を与えているようです。 イカは普段は好奇心旺盛ですが、反面とても臆病で私達の動きにも水槽ごしに敏感に反応します。 しかし、一旦生きた餌(金魚)が水槽に入ると、 スルリと半透明のあしが一斉に獲物に伸び素晴らしいハンターへと変身します。 本館の3階には、ウミガメの水槽があります。 週に3回、日・火・金曜日の4時過ぎから餌を与えているようです。 カメの餌の取り方は、童謡の「もしもしかめよ〜」でお馴染みの、 のんびりとした印象はなく、水面を翼のような腕で叩き、仲間で餌を捕り合い、 水しぶきをあげて餌にくらいついていくうえ、大変な大食漢です。 森の水槽南館にいる、世界最大の淡水魚ピラルクの餌やりは、 1日おきなのでうまい具合にでくわすことがあります。 初めて見た時その迫力に本当に驚きました。 こちらは是非ご自分でお確かめください。 私達は、魚ライブ劇場で1日に4回餌やりの解説をしていますが、 その中でデンキウナギには生きたドジョウを与えています。 餌のドジョウが逃げまわっている姿を見た小さなお子様から「かわいそう〜」と言われる度に辛い気持ちになりますが、 生きた餌しか食べない生き物は他にも沢山いるようです。 水族園の裏側では餌になるドジョウも、 展示している生き物も同じように飼育員に大切に育てられていますので、ご安心下さい。 しかし、一方では生き物を扱っている以上、 どんなに大切に育てていても死に直面することがあります。(飼育員の間では死ぬという言葉の代わりに“おちる”というそうです) 本館1階の波の大水槽はご覧頂きましたでしょうか。 サメやスナメリ、クエといった大型のものから、 イワシやアジといった餌になりやすい小型の魚まで、 海さながらいろんな魚が展示されています。 時々水槽の中では、小型の魚が大きなものに狙われます。 海の中では、食う食われるという関係はよくある光景ですが、 水槽ごしに見ると急に自然を目の当りにし、お客様は「かわいそう」とおっしゃいますし、 飼育員は、残念そうに“落ちた”といいます。 最後に水族園では園内ミニ探検ツアーも行っていますので、 水族園の裏側見学や波の大水槽の魚に餌をやるなど体験してみては、 いかがでしょうか。沢山の驚きがあることと思います。 以上私の水族園の楽しみ方でした。 皆様も是非自分なりの水族園の楽しみ方を見つけられてはいかがでしょうか。 (土田) |
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