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海水魚

シロワニ Eugomphodus Taurus

相模湾以南、世界の温帯~熱帯

いつも口を半開きにしているので恐ろしげな歯が目立つが性質はおとなしいサメ。「ワニ」というのはサメの古い呼び方である。餌は魚類やイカなどを食べる。当園では、週3回の給餌の際に毎回食べるわけでなく、時に1カ月くらい食べないこともある。普段は大水槽を大きくゆっくりと周遊しているが、食欲があるときは背びれが水面上に出るまで浮上し、口の近くに落ちた餌に勢いよく食らいつく。卵胎生で、胎仔は子宮内で共食いをしながら成長し、約1mで産まれる。成長すると約3mになる。


マイワシ Sardinops melanostictus

日本各地、サハリン以南~南シナ海北部

日本周辺の外洋から近海に大きな群れをつくって回遊している。マグロなどの重要な餌となっており、また、主に植物プランクトンを食べる一次消費者でもある。体側に7~10個の黒い斑点が一列に並んでいることが特徴で、そのことから別名「ナナツボシ」と呼ばれる。春から夏に沿岸沿いに北上して索餌し、秋から冬に南下して産卵・越冬する。産卵期は12~7月。寿命
は7~8年。


ナンヨウハギ Paracanthurus hepatus

高知県以南、インド-西太平洋

サンゴ礁域に生息する魚で、鮮やかな青い体色が印象的である。幼魚は枝サンゴの周りに群れており、成長すると潮通しのよい岩礁域に移動する。夜になるとサンゴの隙間に入りこむ。沖縄にも生息するが、その分布は一様ではなく、特定の島でしか見ることはできない。観賞魚として昔から好まれていたが、映画「ファインディング・ニモ」に登場してから、ますます人気となった。藻食性の魚であるが、飼育下では魚肉、レタスなども食べる。尾柄部に鋭い棘があるので、取り扱いの際には注意が必要。


カクレクマノミ Amphiprion ocellaris

奄美大島以南、オーストラリア北西部までの西部太平洋、南シナ海、アンダマン海

主にハタゴイソギンチャクやセンジュイソギンチャクを宿主として共生し、イソギンチャクからあまり離れることなく生活する。雄性先熟型の性転換を行う。一夫一妻制で繁殖を行い、同じイソギンチャクに複数個体が生活している場合、一番大きな個体がメスとなり、二番目の個体が繁殖に参加できる唯一のオスとなる。映画「ファインディング・ニモ」の主人公になったことで一
躍有名になり、一部の生息地では乱獲が行われ激減した。