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魚の名前の不思議

2019/10/ 7

カテゴリ:

海水チームの鴨葱です。

今回は魚の「名前」についての話です。

魚に限らず、全ての生物には種としての名前が付いていますよね。

この名前は基本的にはその生き物の特徴をとらえた名前が付くのですが、

たまに見た目から想像の付かない名前が付いている生き物がいます。

 

例えばこちらは「アカモンガラ」という魚です。

 

    アカモンガラ.jpg

 

いやどこが「アカ(赤)」やねん!!と初めて見たときに思いました。

実はよーーーーく見ると赤い部分が存在するのです。

 

みなさんわかりましたか?

 

ここ↓

 アカモンガラ拡大.jpg

歯が赤いのです!

 

「あ~、だからアカモンガラ~」と…はなりませんよね…。

さらに言うと元々は歯が赤いから「アカハモンガラ」の予定が、

命名者が間違えて「アカモンガラ」と付けてしまったという何とも悲しい結果なのです。

                                  

 

 

 

今度は逆に見た目からつけてしまった結果、全然違う名前になってしまった生き物もいます。

 

エイの仲間なのに、見た目がサメっぽいから付いてしまった「シノノメサカタザメ」

 

シノノメサカタザメ.jpg

 

カニと付いているがどちらかと言うとクモに近い仲間「カブトガニ」

カブトガニ.jpg

 

昔は海に浮かぶ透明の生き物を全て「クラゲ」と呼んでいたため、全く違うグループなのにクラゲと付く生き物たち…

(左のカブトクラゲと右のミズクラゲは、貝と魚くらい違います)

 

20191007-3.jpg

20191007-4.jpg

 

 

級者の方々には、世界共通の名前である学名(ラテン語)をちょっとだけ少し紹介。

意味がわかるもの、何で?となるもの色々あります。

 

ツマグロ Carcharhinus melanopterusmelamopterusの意味は

黒い翼(ヒレ)

ツマグロ.jpg

 

 

カサゴ Sebastiscus marmoratusmarmoratusの意味は

大理石 (゜ロ゜)!?

カサゴ2019.jpg

 


普通に生きものを見るのに若干飽き始めた方は、ぜひ名前も合わせて観察してみることをおすすめします。

そこには新しい発見があるかもしれません…。

 

 

 

 

 

海水チーム   鴨葱