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ぜひ声に出して呼んで欲しい魚たち

2019/10/ 8

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名前ネタの記事があったのでに便乗して・・・

 

 

けっこう長いんで心してください・・・

 

 

 

 

 

 

 

「飼育員さんのおススメのお魚ってなんですか?」

 

 

 

 

という質問は良く受けますので

「私のおススメはピラルクですよ~」

と無難な返事をしてしまうことがよくあります。

ピラルク-1.jpg

 確かに、ピラルクはおススメです。

でも、本当におススメしたい魚はあえて言わないようにしています。

というか言いにくいんです。

 

なぜかって?

 

ちなみに、おススメはこの魚です。

 キアソ-1.jpg

世界のさかな館、タンガニイカ湖の水槽で展示している魚で、

長く伸びる胸びれ、背びれ、尾びれはまるで羽のようだという事から「フェザーフィン」とも呼ばれます。

更に、その派手な体色もあいまって「キング オブ フェザーフィン」とも言われるこの魚の名前は・・・

 

「キアソファリンクス・フォアイ!」

Cyathopharynx foai 

 

 「はい?」

「What?」

「ふぉ、WHY(ホワイ)?」

 

ってなりますよね。

そうなんです。名前が長いんですよ。

 

そもそもスマスイでの魚の名前の表記は大きく分けると3パターンあります。

一つは和名」

淡水魚でしたら「カワムツ」、「アユモドキ」などなど日本にいる生きものには和名がついていますし、

「デンキウナギ」「ミズオオトカゲ」など一部の海外の生きものにも和名がついています。

爬虫類、両生類は特に和名のついているものが多いですね。

 

 

次に和名のない海外の生きものは英名」で表記することが多いです。

「グッピー」でしたり「アリゲーターガー」などなど。

少し例外ですが、現地での呼び名がそのまま英名として表記される種もいます。

「ピラルク」や「マタマタ」などがそれに当たります。

 

さて、3つ目、和名も英名もない種はどうするのか・・・

その場合「学名」を使います。

学名は世界共通で生物に付けられる名前のことで、ラテン語を使って表記されます。

また、学名にはその種の「属(属名)」と「種(種小名)」として表記する

二名法という手法が用いられます。

 

要するに先ほど紹介した

「キアソファリンクス・フォアイ(Cyathopharynx foai)」は

Cyathopharynx」属というグループの「foai」という種ですよ。

という事なんです。

人でいうところの苗字と名前の感覚と少し似ているかもしれませんね。

 

うーん、それにしてもややこしい。

私のかわいいタンガニイカ湖の魚たちは、日本での知名度どころか、

海外での知名度も低いのか、なかなか和名も英名もピンとしたものが付けられません。

 

それでも皆さんに知ってもらいたい!

なので私は魚たちの名前を声にだして叫び続けるのです!

 

 

「ネオランプロローグス・ブリチャージ!」

ブリチャージ-2.jpg

 

 

「ジュリドクロミス・トランスクリプタス!」

ジュリドクロミス トランスクリプタスinami-2.jpg

 

 

「キプリクロミス・レプトソーマ!」

キプリクロミスレプトソーマinami1-2.jpg

(※必殺技みたいに聞こえますが名前です。)

 

みなさん、できれば属名と種小名のフルネームで魚の名前を覚えてあげてください。

どっちかでも私はうれしいです。

 

ちなみに、学名なんて覚えてられるか!という方におススメの入門種がいます。

それがこちら

 

023 ヒラタピパ.JPG

 

 

「ピパピパPipa pipa」(コモリガエル)

 

ね、簡単でしょ?

 

 

 

淡水飼育員 ksk