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海のパイナポー

2019/10/11

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皆さんこんにちは。

お久しぶりです。海水チームのちりめんです。

 

今回紹介するのはこちらの生きもの↓↓↓↓↓

 

ホヤの仲間のマボヤという種類です。

関西ではあまり流通しておりませんが、東北地方では食用とされ、養殖もおこなわれています。

スマスイで展示しているマボヤも、養殖のもので吊り下げたロープにびっしりと付いています。

最もおいしくなる時期は、初夏から夏の終わりにかけてだそうで、

今年の夏こそは、東北に行って本場のホヤを食べたいなと考えていたのを

つい先日思い出しましたが、時すでに遅し。

9月に入っており、シーズンが終わっていました。

 

実はそんな残念なこともありまして、マボヤを紹介することに決めました。

 

 

 

それでは、マボヤの紹介に移りましょう。

体が棘に被われた見た目から別名「海のパイナップル」とも呼ばれています。

ところで、マボヤは動物と植物のどちらでしょうか?

 

ぼ

上の写真を見ると、体から根っこのようなものが伸びており、これを岩やロープに付着させて過ごします。

また、マボヤの棘の生えた体は、セルロースという成分で作られており、

植物が細胞や繊維を作る成分と似たもので出来ています。

 

 

 

 

あたかもマボヤは植物だというような特徴を紹介しましたが、正解は、動物です。

私たちヒトも含む脊索動物門というグループに当てはまります。

心臓や神経もちゃんとあって、体を突くとぎゅーと萎んでしまいます。

口のような穴が二つあいていますが、この穴から海水が中に入っていきます。

水流は一方通行になっており、入り口と出口は決まっていて、

マボヤの場合萎んだ時に見分けることができます。

 

 

 ま

この通り、入り口が+の形、出口が-の形にはっきりと見分けられます。

通常は、体を膨らませて、水中を漂うプランクトンを体の中で濾しとって食べて、

時折体を萎ませることで、排泄物を排出するのと同時に、体の中の海水を入れ替えているのです。

 

 

たまにしか動かないため、小さな生きものが掴まるのにちょうど良いようで、

最近体の周りにはワレカラの仲間が大繁殖し始めました。

 

 

 

※ご注意※

↓↓↓直視できない方もいらっしゃるかもしれません。

目を細めてゆっくりと見てください。

 

 

 

 

 

 

 

や

マボヤに掴まってワレカラたちは、エサを捕まえようと忙しなく動いています。

私は、この忙しなく動くワレカラとパンパンに膨らんだマボヤを眺めることが

楽しくなってきています。

 

本館では、小さい生きものはなかなか見つかりにくいのですが、

目を凝らしてみると実はいろいろな生きものが見つかるのです。

ぜひ、皆様もご注目ください。

 

 

海水チーム ちりめん