#

【第9回神戸賞】授賞式及び記念講演会&サイエンスカフェを実施

当園は、第9回神戸賞受賞式及び記念講演会とサイエンスカフェを開催しました。

第9回神戸賞の受賞者となるカミラ・フェラーラ博士は、カメを対象生物に、そのコミュニケーションについて研究を実施されてきました。その中でも代表的な研究が、どことなく愛嬌ある顔をした「オオヨコクビガメ」と呼ばれるカメの研究です。アマゾン川の川岸で生活しており、卵は川岸の砂の中に産みます。卵は砂の中でふ化し、ふ化した子ガメたちは、砂の中から母ガメを呼び、呼ばれた母ガメは鳴き返すそうです。これまで、カメは声を出さないというのが世界の常識でしたが、カミラ博士の研究により、その常識は覆されました。
記念講演会と前夜に実施するサイエンスカフェでは、カミラ博士の研究内容やアマゾンの自然についてお話いただきました。

20190524.№9koubesyou-HP1.jpgカミラ博士が鳴き声に気づいた「オオヨコクビガメ」 2019KOBEaward№9-HP1.jpg授賞式の様子
   
2019KOBEaward№9-HP2.jpg↑クリックで大きい画像をご覧いただけます。
 

第9回神戸賞受賞者について(2019年3月27日資料提供)

◆受賞者◆

Camila R. Ferrara(カミラ・フェラーラ)博士

 

◆経歴等◆20190524.№9koubesyou-HP2.jpg

2001年にサントアマロ大学(Santo Amaro University-UNISA)で獣医学の学位を取得、その後、2007年、国立アマゾン研究所(National Research Institute of the Amazon-INPA)で修士号、2012年に博士号を取得。現在はブラジルのWildlife Conservation Society(WCS)にて、ネグロ川のモンキヨコクビガメの生態研究や、カメの音声コミュニケーションの研究を行っている。

 

◆受賞対象研究◆

カメの音声コミュニケーションに関する研究

 

神戸賞授賞式及び記念講演会 ※終了しました

◆開催日時◆ 2019年 7月7日(日曜) 13時30分~16時 (13時開場)
場  所 テルオークラ神戸 1階松風の間
◆参 加 費◆ 無料
◆定  員◆ 150名(先着順)
◆講演題目◆ 「実は、カメは騒がしい動物だった」
◆講演内容◆ 2012年、オオヨコクビガメが卵の中で兄弟と、ふ化した子ガメと大人で、鳴き交わしていることが明らかになりました。大人と子どもで合わせて11種類もの音声パターンがあり、それぞれ意味のある「言葉」となっているようです。さらに、その後の研究でアオウミガメやオサガメ、スッポンモドキなども声を出していることが分かってきました。実はおしゃべりだったカメたちの知られざる生態について講演いただきます。
   

≪懇親会へのお誘い≫
カミラ博士や選考委員の先生方、さらには水族園スタッフとおいしいお料理をいただきながらお話してみませんか?
博士と直接お話ができるまたとないチャンスです!ぜひ皆様、ご参加ください!

   
◆時 間 17時~19時
◆懇親会会場◆ ホテルオークラ神戸 1階曙の間
◆参加費◆

大人       5,000円

大学生・大学院生 3,000円

高校生以下 2,000円

※6月24日までに事前申込いただい方には、当日会場受付にて須磨海浜水族園の入園券をプレゼントいたします(お申込1名様に対して1枚)。
※事前に入園券がご必要な方や、事前にお振込みを希望される方は、別途ご相談下さい。なお、事前にお振込みいただいた参加費の払い戻しはいたしかねますので、ご注意ください。

神戸賞受賞記念サイエンスカフェ(通訳あり) ※終了しました。

◆開催日時◆

2019年7月6日(土曜)18時~20時(17時30分開場)

※受付は18時30分まで。以降の受付はできませんのでご注意ください。

場  所 当園 1階大水槽前 エントランスホール
◆参 加 費◆ お一人様1,000円(3歳以下無料)
◆定  員◆ 50名(先着順)
◆講演題目◆

「アマゾンの自然と鳴くカメ」

◆講演内容◆

広大なアマゾン川には湖や森林帯、砂浜など様々な環境があり、さらに雨季と乾季でもその姿は大きく様変わりします。鳴くカメとして注目を浴びているオオヨコクビガメは季節によって利用する環境を変え、なんと繁殖のために100kmもの旅をするとか。過酷で、でも魅力的なアマゾンの環境が育んだ、常識はずれなカメの暮らしについてご講演いただきます。

 

◆申込方法◆

FAXまたはメールにて、必要事項を明記の上お申込下さい。

【必要事項】

参加されるイベント名(神戸賞授賞式及び記念講演会、神戸賞懇親会、7月6日サイエンスカフェ)、代表者の氏名(ふりがな)、ご住所、お電話番号、メールアドレス、参加人数(3歳以下のお子様が参加される場合はその人数もご記載ください)

◆お申込み・

問合せ先◆

≪申込先≫ FAX  078-733-6333
メール  
info@sumasui.jp
≪問合せ先≫ 須磨海浜水族園 研究教育課
電話   078-731-7301(代表)

 

神戸賞神戸賞選考委員

委員長 亀崎直樹氏
  (神戸市立須磨海浜水族園学術研究統括/岡山理科大学地球生物学部教授)
委 員 幸田正典氏(大阪市立大学大学院理学研究科教授)
  朝倉 彰氏(京都大学瀬戸臨海実験所教授兼所長/付属白浜水族館館長)
  幸島司郎氏(京都大学野生動物研究センター教授)
  佐藤克文氏(東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター教授)

 

 ◆その他◆

・お電話でのお申込はできません

・FAXまたはメールでお申込いただいた時点で、受付完了となります

・定員に達し、ご参加いただけない場合のみ、水族園よりご連絡差し上げます

・各会場へは公共の交通機関をご利用の上、お越しください

 

神戸賞とは…
研究活動と社会教育活動に力を入れる当園が、2010年に新設した国際的な顕彰制度。水圏生物における調査研究活動の発展、自然環境保全に対する意識向上、神戸市のアピールにも貢献するべく、水圏生物学や生物多様性の分野において目覚ましい業績をあげた研究者を表彰し、副賞として100万円を贈呈。日本を代表する海洋生物学者で組織される選考委員会によりノミネート、最終選考が行われる。